透明な白

何もない日にケーキを食べるくらいの贅沢がちょうどいい

2023-01-01から1年間の記事一覧

20歳に初めましてを

5月19日 それは わたしがこの地球上に誕生した日。 20年前の今日は月曜日だったらしい。 憂鬱な月曜日を学生や社会人が迎えるなか わたしは生まれてきた。 あの日に飲み込んだ空気は 果たしてどんな味がしたんだろう。 19年間わたしは生きてきた。 それはと…

食卓に花瓶を置いて

食卓は家族みんなが囲む場所 その椅子に腰掛ける 食卓にはたくさんの料理が並ぶ 母の料理 父の料理 子の初めての料理 たくさん並ぶ それはカラフルで輝きがある 幸せと健康の塊である 食卓の真ん中には 花が入った花瓶が1つ 花瓶の中に入っている水は 透明で…

今のわたし

わたしが眠っている間にも世の中は進む 誰かが笑って 誰かが泣いて 誰かが怒って そんなことが わたしが眠っている間にも起こっている だからその間 わたしは世の中から取り残されている そんな そんな 気分になる 青々として高くまで広がる空は悲しい 曇り…

恋と愛

恋と愛 2つの違いってなんですか 正しい答えはない だけど 恋と愛という言葉がある限り それぞれの意味はあり 違いもある わたしにとっての恋 それは 追う 一方的 刺激的 不安定 わたしにとっての愛 それは 守り 安定 安心 落ち着き 好きという感情は同じ だ…

心地よい夜

窓の外は真っ暗だ 夜 夜 夜 ふわふわの布団に潜る 布団に吸い込まれるように 身体が沈む 生ぬるい足先が触れ合う 生きている身体 生きている心 心地よい夜は そんな身体と心を穏やかにしてくれる だからわたしは 夜が好き 心地よい夜 そんな夜が今日もやって…

わたしは贅沢しない

高級な洋服を買う 高級なレストランに行く そんな贅沢は しない わたしはしない あたたかなお風呂がある ふわふわの布団がある 安心する味のごはんがある それがわたしの贅沢だ 普通や日常は ある日突然 贅沢に変わることもある だからわたしは 日々 贅沢を…

退屈と退屈

退屈は嫌だ 退屈はどうしようもない わたしの退屈とあなたの退屈 それぞれの退屈 その2つの退屈を合わせたら 退屈ではなくなるのかな あっちへ行ったり こっちへ行ったり 行ったり来たり 退屈だ 2つの退屈は 退屈のままだった 変わることはなかった 期待はず…

言葉は天国

わたしのなかにある言葉たちは わたしをしあわせにしてくれる 言葉はわたしの天国だ 気持ちが言葉になる 気持ちが文字になる 気持ちが文章になる 言葉は変わる だからこそ わたしをわくわくさせてくれる 言葉は天国 わたしの天国 だから 言葉を使って文章を…

あの子の瞳

あの子の瞳はキラキラに輝いていた まるでガラスのビー玉のよう 空高くから降り注ぐ太陽の光が 瞳を輝かせる 空を飛べたらいいな 犬や猫と話せたらいいな そんな願いが 瞳を輝かせる ガラスのビー玉みたいな瞳が これからもずっとずっと 続きますように

生活とか日常とか

今日の天気はくもり 見上げる空は低くてどんよりしているけど 今のわたしにはぴったりの天気 生活とか日常とかって飾るものじゃない そのままの姿が生活とか日常 だから 決して贅沢はしない 何もない日にケーキを食べるくらいが ちょうどいい 何もない日にプ…